「美学」がテーマの本シリーズ。井奥陽子さんの『近代美学入門(ちくま新書)』をもとに「アート」や「美術」という概念の変遷を追っていきます。
第二回目の今回は、アートはいつから「美術」を指す言葉になったのか? をテーマに、アートという言葉の変遷を紹介します。
まずは第一回のおさらいから/自由なアートと機械的なアートは、それぞれの時代で変化してきた/新旧論争が変えた「自由なアート」/「機械的なアート」を変えた、社会構造の変化
シャルル・バトゥーの「同一の原理に還元された美しい諸技術」/バトゥーが論じた3つの技術/18世紀末にようやく、「アート」というだけで「美術」を指すようになった/18世紀のアートと現代のアートは異なるもの/私たちは無意識のうちに近代的な芸術の概念を前提にしている/無意識に西洋を中心に考えている/次回は「芸術家」という概念の変化を紹介します
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※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!