今週は江戸時代後期の日本美術史です。
町人文化が花開いた時代/絵師も百花繚乱/写生画の円山応挙/あえて絵を現実に寄せていなかった/応挙は三次元を二次元に落とし込みたかった?/描くの大好き若冲さん/10年を費やして描いた「動植綵絵(どうしょくさいえ)」/応挙も若冲も狩野派に学んでいた
浮世絵の技術が大きく進展/写楽・歌麿・北斎・広重/くずし字を版に起こせる驚愕技術/「北斎漫画」と「「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」/描くの大好き北斎さん/版元・絵師・彫師・刷り師、協力体制で作られた浮世絵/江戸のメディア王・蔦屋重三郎
西洋の波が押し寄せる/西洋画に影響された絵師・狩野一信/全100幅、こってり系の「五百羅漢図」/輸入して消化して、を日本はずっと繰り返してきた/描くの大好き暁斎さん/放屁合戦から正統派な美人画まで、なんでも描ける河鍋暁斎/西洋に追いつけ追い越せ明治時代、美術の世界も大激変
【参考図書】
・日本美術史 (美術出版ライブラリー、山下裕二・高岸輝 監修)
・教養の日本美術史(ミネルヴァ書房、古田亮 編著)
・ヘンな日本美術史(山口晃 著)
・もっと知りたい菱田春草 生涯と作品 (東京美術アート・ビギナーズ・コレクション、鶴見香織 著/尾崎 正明 監修)
・そのとき、西洋では: 時代で比べる日本美術と西洋美術(小学館、宮下規久朗著)
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