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#38-1 アートとアートでないものの境界線、ラッセンとは何だったのか?

アートのミーム
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Episode • Jun 10, 2024 • 20m

マリンアートの作家として知られるクリスチャン・リース・ラッセン。1990年代に活躍した彼は、大衆からは快く受け入れられ(あるいは消費され)、美術業界からは忌みもののように扱われました。

同じアートと言われているのに、一方では賞賛され、他方では「あんなものはアートではない」と言われたラッセン。この落差はなぜ生じたのでしょうか?

もしかしたら、ラッセンを観察することで、アートとアートでないものの境界線が見えてくるのではないか。ということで「アートとアートでないものの境界線はどこにあるのか」をテーマにラッセン回をはじめます。


思い出せば、あんなとこ、こんなとこにラッセンが/アート界隈で「ラッセンが好き」と言おうものなら、変わった人として扱われた/他方で、アートファンを含めなければ、マティスやブランクーシよりも知名度が高い気がする/タブーなのにタブーじゃない、この歪みはなんだ?


今回参照させてもらった原田裕規さんの著書/美容師さんに言われた「ラッセンお好きなんですか?」/アートファンでない美容師さんが知っていたのは、ピカソとダヴィンチとムンクとラッセン/ナワバリが違えば守備範囲も違う


今回は全4回/第2回:受容された時代背景/第3回:ラッセンの生涯/第4回:なぜラッセンはアートではないのか?


▼今回の参考図書

評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家(中央公論新社/原田裕規[著])

ラッセンとは何だったのか? 消費とアートを越えた「先」(フィルムアート社/原田裕規 [編集, 著]・斎藤環 [著]・北澤憲昭 [著]・その他12名)


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