ムンクシリーズの最終回は、30歳から晩年までのムンクを一気に紹介します。長らく悩まされてきた病を克服したムンクは新境地を開拓し、生命力にあふれる作品を残していきました。
31歳で版画を手がける/繰り返し同じテーマを描くムンクと版画は相性が良かった/30代半ばで着実に評価を高め、パトロンも獲得していった/ファム・ファタル、多くの人が憧れた破滅的な恋/発砲事件を起こしたトゥラ・ラルセン/指の痛みと傷心から生み出された「地獄の自画像」
45歳でついに病から解放される/今の私はニコチンのないタバコ/退屈なおじさん/ノルウェー王室から勲章を得て、国民的な画家になる/希望に満ちた大作「太陽」/労働者や村を疾走する馬など日常的な主題も描くようになった/郊外のアトリエで自給自足の暮らし/67歳で目を患う/74歳、ナチスドイツにドイツ国内の作品を押収される/最晩年の作品「自画像、時計とベッドの間」/淡々と自身の旅立ちを描く/1944年80歳、ひとりで逝く・「私の芸術を通じて、私は、生きることとその意味を明らかにしようとした。同時にまた、私以外の人々が生きることの意味を理解できるよう、力になれればと思った」
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※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
【今回の参考図書】
・もっと知りたいムンク 生涯と作品(アート・ビギナーズ・コレクション)/東京美術 千足伸行 (著・監修) 冨田章 (著)
・ムンク展――共鳴する魂の叫び 公式ガイドブック/朝日新聞出版