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#20-4 日本美術の戦国オールスターが勢揃い!狩野永徳・長谷川等伯・本阿弥光悦・俵屋宗達まで、安土桃山から江戸前期の日本美術【日本美術史編4】

アートのミーム
アートのミーム
Episode • Nov 9, 2023 • 57m

今週は安土桃山〜江戸時代前期の日本美術史です。


たった50年の濃密な時代/戦国大名は箔を付けたかった/金碧障壁画は現代のキラカード?/意外と大きな国宝・狩野永徳の「唐獅子図屏風」/屏風絵は舞台装置/染谷さん叩き切られる/狩野永徳の祖父、狩野元信/「檜図屏風」とマネの「笛を吹く少年」に共通する平面感/西洋美術の特異性


永徳のライバル長谷川等伯/楓図と松林図屏風/何も描いていない空間が霞や霧に見える/松林図屏風は試作品だった?/松の木の幽霊/何も描かれていないけれど空気の密度がすごい/絢爛のカウンターカルチャー、侘び茶の文化/フェルメールの同級生


琳派の祖、本阿弥光悦と俵屋宗達/リンパ腺ではない/尾形光琳と尾形乾山/光悦はアートディレクター/宗達は謎の絵師/光琳と宗達の合作カリグラフィー/宗達が手がけた「風神雷神図屏風」と「白象図杉戸絵」/尾形光琳の「紅白梅図屏風」と「燕子花図屏風」/現代人も、名乗れば「琳派」になれる?


江戸の日本美術史に大きな影響を与えた狩野派/描く技術をマニュアル化して広めた狩野探幽/円山応挙や伊藤若冲も狩野派に学んだ/二条城の障壁画を手がけた狩野一派/浮世絵も登場、菱川師宣が「見返り美人」を描く/見返り美人はマスク美人?/俳句と同じ、行間を想像させる絵/平和な世の中が生まれたから商工業が発達して、浮世絵も生まれた


【参考図書】

・日本美術史 (美術出版ライブラリー、山下裕二・高岸輝 監修)

・教養の日本美術史(ミネルヴァ書房、古田亮 編著)

・年譜でたどる 琳派400年(淡交社、奥平俊六・玉蟲敏子・並木誠士・中部義隆 著/河野元昭 監修)

・ヘンな日本美術史(山口晃 著)

・もっと知りたい狩野永徳と京狩野 (東京美術アート・ビギナーズ・コレクション、成澤勝嗣 著)

・もっと知りたい長谷川等伯 生涯と作品 (東京美術アート・ビギナーズ・コレクション、黒田泰三 著)

・もっと知りたい俵屋宗達 生涯と作品 (東京美術アート・ビギナーズ・コレクション、村重寧 著)

・もっと知りたい狩野派 探幽と江戸狩野派 (アート・ビギナーズ・コレクション、安村敏信 著)

・もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 (東京美術ABCアート・ビギナーズ・コレクション、佐藤康宏 著)


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