100回目は雑誌『暮らしの手帳』の名物企画「商品テスト」について話します。
まだインターネットがない高度経済成長期。さまざまなメーカーが生活家電や雑貨を販売していましたが、肝心の性能や耐久性を知るには口コミに頼らなければいけない状況でした。
そこで、『暮しの手帖』の初代編集長・花森安治は、「商品テスト」と称した名物企画を開始。毎号「トースター」や「洗濯機」などのテーマを設け、製品を十数台購入して、徹底的にテストを行いました。
トースターなら数万枚の食パンを焼き、ベビーカーなら真夏の炎天下に100kmの歩行テストを行い、その執拗な手法はコンセプチュアルアートにも似たストイックさを感じさせます。
▼『暮しの手帖』の初代編集長・花森安治について
⇨https://www.kurashi-no-techo.co.jp/hanamorisan/
▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99
▼Amazonのほしい物リスト(ご支援・サポートお待ちしています)⇨https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/7UGKPVNIBMTR?ref_=wl_share ▼ジングル音声:音読さん
▼染谷昌宏のプロダクトレーベル「sugata」https://www.someya-shouten.jp/
※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!