今回からロダンシリーズのはじまりです。「近代彫刻の父」と呼ばれ、「考える人」や「地獄の門」など数々の名作を残してきた彫刻家ロダン。彼のどこが革新的で、なぜ歴史に名前を残しているのでしょうか? 今回はざっくりと西洋彫刻史を紹介しながらその理由を紐解いていきます。
「考える人」の作者/紀元前の人だと思ってた/はじまりはギリシャ/西洋美術の基礎になった時代/サモトラレのニケやミロのヴィーナスが有名/プロポーションの理想化が追求された時代/老いや人間味も表現されたローマ時代/実は彩色されていた彫像もあった/彫刻は建物や空間を装飾するものだった
中世ヨーロッパ、ゴシック様式では不気味なプロポーションの彫像が登場/モチーフは神話や聖書の登場人物/ルネサンスで復活したギリシャの美/ミケランジェロのピエタやダビデ像、ドナテッロのダビデ像など傑作が誕生/とはいえモチーフは神話やキリスト教由来の人物、もしくは英雄や有力者が多かった
名もなき人を彫刻にしたロダン/人間の感情や生命力を表現しようとした/意外にも遅咲き、37歳まで下積みだった/次回は少年期〜下積み時代のロダンを紹介します。
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