1923年9月6日、千葉県福田村に行商人来ていた香川県の薬売りの一団15人が朝鮮人に間違われ9人が◯害された事件。事件の背景には内務省や警察から「不逞朝鮮人に警戒せよ」との通達があり、警戒していた村人らによる自警団が被害者集団を襲った。事件後、福田村と隣の田中村から8人の逮捕者が出て懲役3-10年の判決が下されました。そして昭和元年に昭和天皇即位の恩赦で全員が釈放されています。この事件は長らく語られることはありませんでしたが、1979年に遺族から訴えがあり新聞などで取り上げられるようになりました。また2000年には香川県に千葉福田村事件真相調査会が設立され、2003年には追悼記念碑が現場に建てられました。