今回のテーマはムンク。彼の作品といえば、多くの人がポーズをマネしたであろう「叫び」が有名です。
幼少期に母と姉を亡くし、自身も病気に苦しんだ彼は、生・病・死と向き合い、乗り越えていった作家でした。第一回は幼少期から青年期のムンクを紹介します。
160年前のノルウェーに生まれたムンク/「叫び」だけじゃない/ゴッホに少し遅れて生まれ、マティスより少し早く生まれた/5人兄妹の長男/結核で母と姉を亡くしてしまう/叔母の影響で絵画に親しむ/結核・気管支炎・リューマチに精神病を抱えた病弱な体/18歳で王立美術工芸学校に入学
自由人のコミュニティ、クリスチャニア・ボエーム/仲間と過ごした青春時代/22歳でパリに滞在/精神的なデビュー作となった「病める子」/「それは私の芸術の突破口であった」/サン・クルー宣言「我々は呼吸し、感じ、苦しみ、愛する真の人間を描かなければならない」/人間の内面や生の実感を描く/不安定な時期の少女を描いた「思春期」/ムンクが何度も描いた不定形の暗い塊/次回は30代、「不安の時代」のムンクを紹介します
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※美術ファンのゆるゆるトークですので、一部事実と異なる場合もあります。ご容赦ください!
【今回の参考図書】
・もっと知りたいムンク 生涯と作品(アート・ビギナーズ・コレクション)/東京美術 千足伸行 (著・監修) 冨田章 (著)
・ムンク展――共鳴する魂の叫び 公式ガイドブック/朝日新聞出版