今週から日本美術史について5〜6回に分けて配信していきます。
国内に名品がたくさんあるのに、どこかとっつきづらい印象を与える日本美術。しかし、これらの美術は僕らの美意識に大きな影響を与えていますし、魅力的な作品がたくさんあります。だから食わず嫌いはもったいない! ということで、第1回は縄文時代から奈良時代までの美術史を紹介します。
名品は生まれた国に集まる/とはいえ、日本美術はハードルが高い?/意外と良い作品がいっぱいあります/日本美術に共通していた3つの要素/主にプライベートに楽しむものだった/中国大陸の影響が強い/様式や技術を取り入れて発酵させた
土偶と火焔型土器/プロダクトデザイナーが考えた縄模様の意味/弥生時代に大陸の文化が流入し始める/舶来品は今も昔もカッコいい?/レギュレーションがない土偶、ある埴輪/親しみやすい表情が大事だった?
飛鳥時代、当時のヨーロッパはビザンチン/仏教が伝来、国の基礎ができていく/建築技術や医学などを含んだ総合的な学問だった/科学という概念がないから、加持祈祷がガチで信じられていた/仏像・仏画はマジでありがたいものだった/異界からやってきた観念的な仏像/百済観音が夜道を歩いてきたら逃げるよね?/ギラギラの仏像/当時の人が現代にやってきたら度肝を抜かれるかも
奈良時代、仏像は写実的になった/興福寺の阿修羅像/唐招提寺の鑑真像/極彩色だった奈良の仏像/いまでもチベットやタイ、台湾にあるどぎつい仏像/国や時代によって異なる仏像観
【参考文献】
・日本美術史 (美術出版ライブラリー、山下裕二・高岸輝 監修)
・教養の日本美術史(ミネルヴァ書房、古田亮 編著)
・そのとき、西洋では: 時代で比べる日本美術と西洋美術(小学館、宮下規久朗著)
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