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#5 岡本太郎【後編】『太陽の塔』と『明日の神話』、太郎が歩んだベラボーな人生

アートのミーム
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Episode • Apr 17, 2023 • 1h 11m

孤独な少年期を経て、パリで異邦人として過ごし、日本に帰ってきた岡本太郎。後編は帰国から晩年までの過程を紹介します。


まずは前編のおさらい/画壇との対決/逆境になると燃え上がる太郎さん/「夜の会」結成、そして岡本敏子さんとの出会い/母や父の死、そして画風の変化/人はどこまでも孤独な存在である/『森の掟』のバケモノの中身は何者?/縄文土器の発見/パリで学んだ文化人類学の影響/「芸術はみんなのものだ」と宣言した『今日の芸術』/岡本太郎が手がけた「みんなのための作品」/地方の祭りを取材する/60年代も精力的に活動/70年代、ついに『太陽の塔』が生まれる/パリで約束した「僕はマイナスを選ぶんだ」を守るため、大阪万博のプロデューサーへ/困難に遭遇するほど燃える/科学技術とプリミティブをぶつけ合う対極主義/過去から現在、そして未来を体験できた『太陽の塔』/フラっと現れ消えていく不思議なプロデューサー/『太陽の塔』と同時期に生まれた『明日の神話』/晩年はバラエティ番組に出演、「芸術は爆発だ!」/パーキンソン病を患うが、生涯創作を続ける/岡本敏子さんの尽力で再発見された太郎さん/メキシコで行方不明になっていた『明日の神話』が見つかる/太郎さんの作品は何かにぶつかってきた軌跡/「自分を投げ出してごらん」に対する疑問/岡本太郎は極北の人生を歩んできた/心の中に岡本太郎を住まわせてみる


【参考図書】

・岡本太郎―岡本敏子が語るはじめての太郎伝記(岡本敏子著 聞き手:篠藤 ゆり⁠)

・岡本太郎が、いる(岡本敏子著)

・新説・あなたが知らない岡本太郎(マガジンハウスムック CASA BRUTUS) 

・一平 かの子―心に生きる凄い父母 (岡本太郎著)