私たちのアイデンティティとコミュニティが、活動家としてどのような意味を形作るのでしょうか？創造的な手段や日常生活の中でどのように平和構築者となれるのでしょうか？環境悪化の影響を不均衡に受けながらも、世界中の若い先住民族は、創造的な実践を通じて自らの文化再生と環境保護のために指導的役割を果たしています。



このエピソードでは、日本と世界中でアイヌ文化普及に取り組むアイヌの活動家である関根摩耶（まや）さんと、ハワイパシフィック大学社会福祉学科助教授であり、このエピソードの翻訳をサポートしたヴィンス岡田博士が参加します。摩耶さんの活動のいきさつやアイヌ文化教育者としての考え、地元知識の共有と伝承を通じた世代間のパートナーシップ、そしてアイヌにおける相互尊重である「ウアイヌコㇿ」の重要性について探求します。このエピソードは英語または日本語でお楽しみいただけます。Peace Corner Podcastは、GPPAC、CSPPS、UNOY Peacebuildersのイニシアチブです。


日本語でお聞きの皆様に向けての注釈となりますが、このエピソードではまず、摩耶さんに、アイヌの実践と知識を広めるための有用なツールとしてのYouTubeチャンネルとオンラインプラットフォームの役割についてお聞きします。次に、アイヌのアイデンティティが彼女の活動のアプローチにどのように影響を与えたか、世代間の対話の役割や地域レベルでの知識保護と気候変動への対処、先住民族と地域の活動の役割について探求します。また、歴史的な同化政策がアイヌのコミュニティにどのように影響を与えたか、それらの不正義がどう解決されるべきかについても議論します。最後に、摩耶さんが、気候変動活動に取り組みたい若者やアイヌ文化を学びたい人々に対して、活動を始めるためのアドバイスを提供します。